突然の話です。彼は令和3年の4月まで婚活サイトで出会い、数回デートを重ね、私の自認を理由にお別れをした方でした。
別れて数ヶ月経過した先日、「それでも一緒に居たい」と半ばプロポーズと同等の事を告げられた。
検討をする上で、彼との通話をする直前私は以下の内容をリスト化した
結婚したいと言う男性の登場
彼について
- 7歳年上。婚活サイトで知り合ったが私の自認をキッカケにお別れした
- 趣味も合うし人なりも良い
- 問題が起きた時(それが些細な事でも)1秒で5回は「ごめん」を連呼する癖がある
- 経済的に安定している
- 性格も近しい面がありストレスは少ない
私からのカムアウト後、一緒に居たいと思った理由
- アセクシャルと言う点も含めて私という人間と一緒に居たい
- できれば子供が欲しいと思っていたが一緒に居られるなら拘らない
- 今でもやっぱり恋愛感情で見ているし、ドキドキする
- パートナーとして一緒に居たい
私のリアクション
- 嫌悪感は無かった
- 旧友から「一緒に居たい」と言ってもらえた時のように、普通に嬉しいと思えた
- アセクシャルについて調べて欲しいとお願いをした
以上の後、数日を経過して本日通話をしました。
まず、アセクシャルについて調べていた彼の感想を聞いたが、私がカムアウトした内容と同じで特にショックは受けなかったと言っていた。
アセクシャルについてある程度知識を得た彼はそれでも「一緒にいたい」と言っていたので、私の考えを正直に飾らず伝えた。
私の決断
自認後あまりにも早い展開についていけていなかったところはありました。飛べると思ってたら実は飛べない種だって知って、飛べないなりの生き方について考え始めたばかりの鳥状態の私には早すぎるお話しでした。
あと、恋愛感情が有る事や、ドキドキするなど、重ねて伝えられたところに不安を覚えた。
いちゃいちゃしたい。触れたい。おせっせしたい。
全部私がむりなことです。とても嫌いです。
あれこれ考えていると気持ち悪くなってきた。
対する彼のリアクション
おこめさんが俺に合う
少しでも一緒に居ても良いと思ってくれるなら一緒に居たい
とてもシンプルで、前向きな言葉でした。
そこで私は再び彼と合うことを決め、来週時間を設けて半日会うことに決まりました。
私は週休2日ですが週末休みでは無いので、週末休みの彼と会える日は日曜日だけ。
その貴重な日曜日の朝から車で2時間かけて来てくれることは有難いという反面、申し訳なさもある。こうして時間もお金も使ってくれているのに、私の気持ちがなんら変わらなければどうしよう、と言うような妄想をしてしまって、モヤモヤする部分はある。
この考えは殆どの場合杞憂だと言う事を思いつつも、そう考えずにはいられない。
けれど不安なのは彼も同じで、自分の事のように悩んでくれている事を忘れてはいけない。
それでも彼の言ったシンプルな答えに少なからず喜びを感じた。
彼の人となりを知って、もしかしたら彼と一緒に居られるかもしれないという可能性に少し目を向けてみようと思いました。